導入事例

大規模グループ会社を繋ぐ基幹システム統一プロジェクト:奉行V ERPによる「標準化」への挑戦

  • OBC奉行シリーズ

N社

業界・業種
:教育関連機関

point

  1. 導入背景:大規模グループ会社の基幹システムを統一
  2. AGSビジネスコンピューターの支援内容:大規模導入を成功に導く「モデル型」展開
  3. 今後目指すこと:DXによる自立したシステム運用とさらなる効率化

導入背景:大規模グループ会社の基幹システムを統一

大規模グループ会社合併に伴い、各種システム見直しプロジェクトを推進していました。
維持コストの見直し、システム統一、新システム稼働時期、サーバー保守期限リミットに合わせて、OBC奉行シリーズ採用を決定し、導入パートナーとしてAGSビジネスコンピューターを選定されました。

AGSビジネスコンピューターの支援内容:大規模導入を成功に導く「モデル型」展開

本プロジェクトは、単なるソフトの入れ替えではなく、グループ会社のシステム統一業務標準化プロジェクトでした。
AGSビジネスコンピューターは、開発元であるOBC(オービックビジネスコンサルタント)と強固なタッグを組み、以下の戦略的アプローチで支援を行いました。

「モデル会社」設計による標準化

「個別のカスタマイズは行わない」という導入ポリシーを策定しました。

具体的には、まず主たる法人を「モデル会社」として定義し、OBC、協力ベンダーとシステム部門(お客さまプロジェクトチーム)で標準業務フロー(運用設計)を固めました。
その上で、完成したこの「モデル」を各会社へ展開(ロールアウト)する手法を採用しました。

システム部門が主体となってモデルを展開することで、各会社とのギャップを埋めるナレッジが内部に蓄積され、ベンダーに依存しない自走可能な運用体制の構築を支援しました。

エンタープライズ版の提供とOBCとの協業体制

今回採用された「奉行V ERP」は、大規模法人向けの上位モデルであり、販売・導入には高度なスキルと資格が必要です。
AGSビジネスコンピューターは、埼玉県内でも数少ない当該製品を取り扱い可能なベンダーの一つであり、かつ以前よりお客さまとの取引実績があったことから信頼をいただいておりました。
さらに、メーカーであるOBCのSE、インストラクター、協力ベンターをプロジェクトメンバーに組み込んだ「メーカー協業体制」を敷くことで、技術的な課題解決や要件定義の品質を担保し、大規模プロジェクトを安心感を持って進めていただける環境を提供しました。

クラウドサービス(奉行Edge)による従業員サービスの向上

基幹システム(ERP)の刷新と並行して、従業員向けのフロント業務にはクラウドサービス「奉行Edge」を導入しました。
勤怠管理、年末調整の申告書提出、給与明細をWeb化・クラウド化することで、各会社の拠点で働く社員の利便性を向上させると同時に、管理部門のペーパーレス化を推進しました。

今後目指すこと:DXによる自立したシステム運用とさらなる効率化

今回の奉行シリーズ導入により、「システムの統一」は達成されましたが、これはあくまでスタートラインです。
お客さまとAGSビジネスコンピューターは、さらなる業務改革を見据えています。

「ベンダーに頼らない」真のDXの実現

パッケージの標準機能を最大限活用する運用に変えたことで、税制改正や制度変更があった際も、保守費用の範囲内で迅速に対応できる基盤が整いました。
今後は、蓄積されたナレッジを活かし、お客さま自身がシステムの主導権を持って運用する「自立したIT活用」を目指します。

AGSビジネスコンピューターは、単なるツールの導入にとどまらず、お客さまが「システムに使われる」のではなく「システムを使いこなす」ための業務基盤づくりを、今後も継続的に支援してまいります。